2016年12月5日月曜日

Save the 神楽坂 の趣旨について

先月から今月初めにかけて、朝日新聞の東京版に4回に亘り「神楽坂・粋とモダンの坂の街」が連載されました。12月1日朝刊に載った第4回(最終回)の主役は神楽坂の伝統的な料亭街である「兵庫横丁」(ひょうごよこちょう)に建つ物書き旅館『和可菜』でした。ここでは寺山修司、野坂昭如、色川武大らが作品を、山田洋次監督が脚本を書いていまいた。その『和可菜』が閉館しました。
 神楽坂では2004年に「神楽坂まちづくり興隆会」が設立し、行政(新宿区)と地元住民が一体と為って神楽坂の殿堂的な街並み景観の保全活動を開始し、2007・2011年には二つの「地区計画」が施行されました。しかし神楽坂の伝統的路地である「兵庫横丁」
「かくれんぼ横丁」「見返り横丁」等は、キメの細かい「地区計画」や条例等がないと街並み景観を守ることは出来ません。
                          
【続く】


惜しまれつつ閉館した和可菜旅館

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