2017年1月31日火曜日

神楽坂の路地景観を守ると云うこと

兵庫横丁の「和可菜」が旅館としての営業を終え、地権者が替わる可能性も否定出来ません。
新宿区は「神楽坂3,4,5丁目地区・地区計画」をH19に定め、H23には一部改訂をして施行しています。

この地区計画で兵庫横丁の伝統的な街並み景観がどこまで守れるかが、いま試されています。
神楽坂まちづくり興隆会では、H23に「神楽坂伝統的路地保全地区・地区計画検討委員会」を設置し地元住民と区が一緒になって検討を重ねて、6年の歳月が経過しましたが、未だ同地区計画は施行されておりません。

その様な状況の中で、兵庫横丁の街並み景観を守るためには、「住民主体のまちづくり」の考え方をアピールし、多くの住民の方々また支援者の方々を巻き込み、英知を結集したムーブメントにして行く必要があると考えています。

「和可菜」は神楽坂の伝統的な街並み景観の象徴の一つです。
その大切な街並み景観が棄損される事の無い様に、関係者に対し、また行政等に対して、4半世紀に亘る「神楽坂のまちづくりの文脈」に沿って、土地利用が為される様に活動して行く事が大切になって行くと考えております。

神楽坂の街並みは、神楽坂の未来に継承すべき財産(寶)は、神楽坂の住民が主体となって守って行くと云う方向性が、「これからの神楽坂のまちづくり」の一丁目一番地であって欲しいと願います。

そのためのムーブメントを "Save the Kagurazaka" でも展開して行きたいと考えております。
ご支援をお願い致します。
                    石井要吉(助六店主)





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